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3月9日 正規練 01木村 

 こんにちは!今回のブログは01の木村知貴が担当します!先週ひとまず数学副免許の単位があったことがわかって一安心しています。あと少し単位が残っているので、来年度も頑張っていこうと思います。

 

私はブログを書くのが苦手なので、思いつく話をちょこちょこ書いていきます。

 

まず、「教えるって難しいな」という話です。僕は将来は数学教員になろうと考えています。塾講師をやっているのですがそこでは罵詈雑言を浴びながら小学生一年生から高校生三年生まで算数や数学を教えています。先日小学生達が無事中学入試を終え、中学準備のために数学の初めの分野教えています。皆さん中学校に入ってまず習うことって何か覚えてますか?私は忘れていましたが、正負の数をまず扱います。今となっては当たり前の計算ですが、この分野、実は割と難しいです。特に「(+1)-(-3)」という正負の減法には皆が頭を悩ませます。逆にこの分野がわからない子達に僕たちが教えようとした時、教え方に困り頭を悩ませます。

 

次に、「注意を向ける」という話です。これは以前のブログでも話した気がするのですが、もう一度話してみようかなと思います。「大根の側根はどう生えているかな?」「信号の赤青は左かな?右かな?」と聞かれると私達大人でも困惑します。当たり前なことであったり、よく目にするもののはずが答えられない人は多いと思います。また、意外と当たり前に思っていることが違うこともたくさんあります。人間の脳は注意を向けないとあいまいな記憶になってしまうようです。これを逆手に取って、子どもの身の回りの気づきを増やすことで興味関心を引き出すこともできます。私も先の質問を初めて投げかけられた時大変興味を惹かれました。

 

最後に「人間万事塞翁が馬」の話をしたいと思います。この故事成語は私が中学受験をした時、1番印象に残っているものの一つです。最近になってふと思い出し、心に留めるようにしています。また、塾で教える際に雑談のネタとして使っております。馬を大切に育てていたお爺さんが昔、中国に住んでいた塞翁というおじいさんの馬が逃げ出します。近所の人が気の毒がってなぐさめると、おじいさんは平然として「これが幸福のもとになるかもしれん」といいます。しばらくすると以前逃げた馬が、名馬をたくさん引き連れて戻ってきました。近所の人から「おめでとう」と祝いの言葉をもらったおじいさんですが、今度は「これが禍のもとになるかもしれん」といいます。すると今度は、馬に乗っていたおじいさんの自慢の息子が落馬して骨折し、足に障害が残ってしまいます。さぞやおじいさんが嘆き悲しんでいるだろうと近所の人が見舞いに行くと、おじいさんはやはり平然として「これが幸福のもとになるかもしれん」といいます。その翌年、隣国との戦争がはじまりました。国の若者は戦闘に駆り出され、ほとんど亡くなってしまいますが、塞翁の息子は足の障害のため兵役を免れ、戦死せずに済みました。人生における幸・不幸は予測できないことをあらわす故事です。この意味自体も好きですが、このお爺さんの何事にも動じない態度が面白いと思います。

 

本日は3つの話をしましたが、結局長くなってしました。どれか一つでも目を通して頂けたらなと思います。最後の最後に、部活を通して自分にとってしんどいことや辛いことも多いですが、楽しいことや嬉しいこともたくさんあるなと改めて感じます。部員の皆さんには、またOBさんには本当に感謝してます。あと少しの期間ですが、走り抜きたいなと思います。皆さん今後ともよろしくお願いします。

 

以上で終わります。ご精読ありがとうございます。

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コメント: 7
  • #1

    01 近藤 (土曜日, 13 3月 2021 11:28)

    自分では当たり前のこと、気にも留めないことを他人に教えることは本当に難しいことだと思います。でもともきは優しい口調で比喩などを使い分かりやすく説明してくれるので、いつの説明が上手だなと思いながら見ています。
    故事成語のお話は、試合の時にも役立つなと思いました。いくら点数を取られても、逆にトントン点数が入っても、次のことを予想して冷静な頭でいることが大切だなと思いました。
    あと10ヶ月一緒に楽しく頑張ろうね!

  • #2

    01鎌田 (日曜日, 14 3月 2021 18:20)

    木村は博識というイメージがあるのでそれをバドに繋げ、みんなに教えてあげるのもいいかもしれませんね。
    中々仕事が忙しそうですが残り9か月頑張っていきましょう!

  • #3

    01泉屋 (日曜日, 21 3月 2021 15:13)

    木村はみんなとは違う目線で全体を見ることが出来ると思います。声出しで雰囲気を変えれるし、みんなが気づかないことにも気づける。最後まで副将としての責務を全うできるように一緒に頑張ろう!

  • #4

    01馬詰 (土曜日, 27 3月 2021 12:28)

    最近知貴を見ていて思うのが、知貴は普段はめちゃめちゃ優しくて面白くて良い先輩だけど、後輩に軽く注意をする時、例えば移動のダッシュを徹底するよう注意する時などはその瞬間だけ威厳のある少し強めの言い方と顔つきをしているなと感じています。これは知貴が敢えてそうしているようにも見えて、部活という環境の中ではとても大事な、必要なことだと思います。教育学部で学んだ注意の仕方を活かしたりしているのかな?とも感じたので、今度教えて欲しいです。

  • #5

    01今城 (木曜日, 01 4月 2021 22:09)

    私もブログを書くのが苦手なので、思いついたことをちょくちょく書いていくのは良いなぁと思いました。

  • #6

    01冨永 (金曜日, 02 4月 2021 01:53)

    きつい練習の時の木村の声出しには助けられます。引退まで頑張りましょう!

  • #7

    01社本 (火曜日, 06 4月 2021 13:32)

    いつも部活を盛り上げてくれてありがとうございます!
    怪我早く治しましょう!

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