7月21日　正規練　03足立

こんにちは、今回のブログは気づくとテスト前一週間になっていて焦っている03足立が担当させていただきます。今回は絶対に寝坊しないよう対策を取っていきます。

先日行われたシンガポールオープンsuper500にて奈良岡選手が準優勝を果たしましたね。世界ランキング8位を含め多くの格上に勝利しての準優勝でした。決勝でのギンティン選手との試合も23-21,21-17と善戦をしていました。準々決勝まではリアルタイムで見ていたのですが、自分の試合よりも緊張していました。この大会での奈良岡選手を見ていて凄いと思ったのが、試合を通しての修正力です。計5試合中3試合がフルセットで、全て1ゲーム目を取られてから勝利するという内容でした。2ゲーム目からは相手の得意なショットを思うように打たせない配球を的確にして、自分のペースに持ち込み勝利していました。僕は自分のことで精一杯になってしまい、試合の中で冷静に相手の分析をすることができていません。相手の嫌なところをついて、思うようにプレーさせないということは戦術の基本だと思うので、練習の中で少しずつ意識をしていって大会でもそれができるようにしたいです。

今は台湾オープンsuper300が開催されていて、時点で奈良岡選手は準々決勝まで進んでいます。この勢いのまま優勝してくれることを期待して応援しようと思います。

今回は、僕が最近読んだメンタルトレーニングの本についていくつか話をしようと思います。まず初めに、日ごろから自分のメンタルの動きを把握しておくこと、自信を持てる考え方を身につけることについてです。どういった場面で緊張をするのかを知ることで、本番どう対処するのかを準備することができます。考え方としては、マイナス思考を抜け出し、プラス思考でプレーすること、適度な緊張は良いものであるという認識を持つなどがあります。特にマイナス思考に陥ると、全てを悪い方向に予測を立ててしまい結果としてプレーに自信が無くなり、集中ができなくなります。そのためには下手に予測を立てず、目先のポイントに集中することが大切です。

次に普段からできるメンタルトレーニングについてです。例として、深呼吸、瞑想、ルーティンやストレッチ、セルフトークなどがあります。ここでは、セルフトークについて詳しく説明します。名前の通り、自分自身に語り掛ける言葉のことになります。声に出す人もいれば、心の中でつぶやく人など様々です。特に意識をしていないセルフトークでもメンタルに大きな影響を与えます。特に、ミスや重要な場面でポイントを落としたときなどはマイナスのセルフトークが出やすいです。しかし、そういったときこそプラスな言葉を発するようにするのが大切になります。そのために、あらかじめ気持ちを切り替えるためのフレーズなどを決めておくと良いです。

最後に試合中のメンタルマネージメントについてです。一つ目に、勝ちを意識しすぎない、目の前のポイント、プレーに集中することです。勝ちを意識しすぎるとリードしていても相手に追い上げられると焦ってしまいます。結果は後からと考えることが大切です。二つ目に、ポーカーフェイスを心掛けることです。ミスした時など、悔しい表情をすると自分のメンタルにも悪影響を及ぼすだけでなく、相手にも隙を与えることになります。どうしても表情に出てしまうときは相手に見えないようにするなど工夫が必要です。最後に目線を一定にすることです。目線が泳ぐことで余計な情報が入り、試合に集中できなくなってしまいます。その結果としてメンタルが不安定になります。目線を安定させるために、ラケットのストリングやシャトルなどに焦点を合わせて目線をコントロールする方法があります。

これらを通して言えることは、いかにメンタルを落ち着かせてマイナス思考に陥らないようにするか、だと僕は思います。これは経験からも言えることです。僕はずっとメンタルが課題になっていました。最近は少し改善でき、試合に勝ち切ることができるようになりました。

大会後ミーティングでもメンタル面での課題が聞こえてきました。メンタルの状態によっては勝てる試合にも勝てないです。いくら技術、体力があってもメンタルが弱いと十分に力を発揮できず、勝つことはできません。ぜひ、日々の練習の中でメンタル面の意識を少し大きくしてみてください。

今回のブログはこれで終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました、