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8月9日 混合練 03中瀬

こんにちは!今回のブログは03中瀬が担当させていただきます。

無事試験も終わり、大学生活2回目の夏休みが始まりました。今年は部活に加えてバイトや集中講義などもあって、去年とはまた違った充実した夏休みになりそうな気がしています。先輩方がインターンや実習等ですでにとても忙しそうにしているのを見ると、自分も来年そうなるのかなとすでに心配になっています。

 

今回は授業のレポートのために読んだ本のステレオタイプ・偏見というテーマをもとにブログを書いていきたいと思います。

まず初めに、ステレオタイプというのは多くの人に浸透している固定概念や思い込みのことです。そして、偏見とはこのステレオタイプに批判的な評価や感情が含まれた場合を指します。例を出すと、血液型や性別に関することなどです。A型は几帳面、男性は強くてたくましい、女性は弱くおとなしい、などがそうです。ただ単純にステレオタイプを持っていることがよくないというわけではなく、そもそも私たちの認知機能や情報処理的に一度出来上がったステレオタイプを変化させたり消去させたりすることは難しいといわれています。

 

部活の時においても偏見は多く存在しているのではないかと思います。とても体格のいい対戦相手だったときに強そうな人だと感じたり、ただバドミントンで有名な大学の選手と聞いただけで上手な人だと感じたり、誰しも経験があるのではないでしょうか。私たちは知らず知らずのうちにステレオタイプ・偏見に対する不安を持っていて、これらのようなステレオタイプを抱えたままだと実際の成績よりも低くなってしまい、逆にその不安を取り除けられれば成績は回復するといわれています。ステレオタイプ・偏見が正しい可能性ももちろんありますが、この場合のようにこの考えだけで成績が変化するかもしれないとなると、ないほうがいいのではないかと私は思います。

 

しかし先ほども言ったように、一度出来上がったステレオタイプ・偏見を消去させることはとても難しいです。先ほどの例を使うと、体格のいい強そうな選手だけど強くないと思考を抑えようとすればするほど、逆にその偏見が大きくなってしまうということもあります。

では、この偏見をなくすためにどうするのかというと、ステレオタイプ・偏見に反する期待を持つことです。つまり、その偏見をやめようと思うのではなく、違う思考を持つ努力をするということです。例えば、強いと有名な大学の選手だったとしても、強いと有名な大学にも強い人もそこまででもない人もいるかもしれないという期待を意図的にもったり、準備をきちんとするだろうから自分たちもしっかりアップで準備をしていこう、などと考えを変えてみたりすることが有効です。

 

ステレオタイプや偏見だけに限らず、この違った思考を持つという方法はいろいろなことに使えると思います。間違いを誰かに指摘されたという1つの出来事だけでも、怒られたという風に捉えるか、指摘によってミスをカバーしてもらえた、同じミスがないようにしよう、と捉えるかではその時の感情もその後の行動も全然変わってくるはずです。少し考え方を変えるだけで、自分の気持ちも結果も変わると思って意識してみるといいかもしれません。参考になれば幸いです。

 

 

以上で今回のブログを終わります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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コメント: 3
  • #1

    02 加藤 (木曜日, 18 8月 2022 15:30)

    多種多様な考え方ができるようになると変わった世界の見方ができるかもしれませんね。

  • #2

    02香川 (月曜日, 22 8月 2022 19:08)

    僕も以前までは偏見を持つ傾向がありました。自分で勝手に怯えて、自滅するなんてバカバカしいですよね!

  • #3

    02北薗 (火曜日, 04 10月 2022 00:06)

    自分が固定概念にとらわれて変に実力を出しきれていないのかも、ということをメタ認知できるだけでも大きな変化ですよね。

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