8月29日　混合練　04山田　

こんにちは！今回のブログは、自転車がパンクして西条駅まで歩く破目になった04山田が担当させていただきます。しかも、修理に出すと「あ、これタイヤも変えないといけませんねぇ」と言われ、予想外のプラス3000円。結局合計5000円。西日前に痛い出費です。

　さて、今回のブログでは僕が最近気にしている「自己修正力」について書いていこうと思います。修正能力は文字通り「自分がした失敗や間違いに気づき、自分で確認して直す能力」ということになります。バドミントンのようにラリーすることによって得点やポイントが入るという競技において非常に重要な能力と言えるでしょう。また、ここでいう直す能力というのはショット自身の精度を上げるようにするというより戦い方を変化させて直すというニュアンスです。

　では、この修正能力の「自分がした失敗や間違い」に起因することとして何が挙げられるでしょう？僕は1.その瞬間の自分の状態、2.会場の環境の二点が大きく関わっているのではないかと思います。自分の状態と言っても本当に様々で、睡眠不足で疲れが残っているとか、今日スマッシュのミスが多いなとか、連続で点を取られて焦っているといった身体的なことから精神的なことまであると思います。これらのようなことを早めに自覚して、別の手段で戦えるかを試みることが修正能力があるということなのでしょう。1ゲーム目は自分と相手の調子を探るためにいろいろな攻め方をしてみてその間に自分のミス等にちゃんと気づき、11点やゲーム間のインターバルのアドバイスがもらえるときにアドバイスとともに反芻、消化し、修正してインターバル後最初の1点を取るというのがベストな気がします。例えば1ゲーム目はスマッシュのミスが多かったからヘアピン主体でネット前で戦うという方向にシフトするといった具合に。

先日行われた中国大会では11点先にとってインターバルに入ったのに、インターバルのあとミスを修正できずにそのゲームを落とすということがあったので、何が原因だったのかということをしっかりと確認し、別の攻め方で点を取れるようにしなければならないと痛感しました。日本代表でいうと奈良岡選手の自己修正力には目を見張るものがあると感じます。1ゲーム目を取られることが多いながらも2ゲーム目から確実に修正し、最後には勝っているということがよくあります。そのような選手の試合をよく観察し、分析しようと思います。

続いて会場の環境という面では空調の強さと方向に頭を悩ますことも多いかと思います。自分の力加減で大きく変わってしまいますから。これに関しても、基礎打ちや第１ゲーム最初のラリー等早いうちに頭の片隅にいれておき注意を払いつつよく飛ぶのか飛ばないのか、右、あるいは左に流れるのかを考えて打つようにしなければなりません。

西日本大会や五大学大会ではここまで書いてきた自己修正力をキーワードに取り組んでいきたいと思います。長くなりましたが、今回のブログは異常とさせていただきます。拙い文でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。