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11月29日 正規練 04竹内

 こんにちは!今回のブログは04竹内が担当させていただきます。本日3ターム目の試験がすべて終了し、翌日からすぐに4ターム目が始まります。試験がハードで寝る間を惜しんで勉強に取り組んだ日もありましたが、無事にすべての科目の試験をおえて達成感はものすごく大きいです。また明日から気持ちを切らさずに4ターム目に繋げていきたいです。

 

 普段は主に具体的なプレーについての反省について書かせていただいていたのですが、今回は練習中に活用する意識面について書かせていただきたいと思います。今回の論を展開させていただくにあたって梅原大吾さんを紹介させていただきます。簡単にご紹介させていただくと梅原さんは日本初のプロゲーマーで、世界規模で見ても有名な方です。この方の座右の銘が「1日ひとつだけ、強くなる。」であり、日頃のフットワーク前の目標設定や、バドミントンをプレーする中での考えで多く重なる点があると感じたため共有させていただこうと思いました。梅原さんの著書や講演のなかで印象深いものを2つご紹介させていただこうと思います。以下はすべてバドミントンについての解釈で話します。

 一つ目は「勝負ごとに感情は必要ない」という事です。焦りや興奮、恐怖といった感情は試合において不利に働くことがほとんどです。例外として怒りの感情は時として集中力の向上につながりプラスに働くことがあるが、一過性のものであって怒りが収まると興奮の状態への収束や、集中力切れを招いて勝ち抜くことや勝ち続けることを目標とすると、やはり不利に働きます。世界トップレベルの選手や私たちの身の回りの選手で勝ち続けることが可能な選手像を思い浮かべると無感情で淡々と試合を運ぶ選手ではないでしょうか。私はプレー中の焦りで集中力を欠き普段しないことをして失点をするパターンがなかなか改善できません。ここで最も重要なことは常に同じ感情状態を維持し続けることで、声を出して自分を盛り上げることは重要ですが、声を出さなくなった途端に感情を維持できていないことになりミスに繋がると思います。負の感情を口に出したり、態度で表すことはもってのほかです。一度感情を押し殺し一定の感情コントロールでゲームを作っていくことも重要ではないかと思いました。

 二つ目は「ハードルはあげすぎない」という事です。開始時は自分にあったハードルを設定できていても、日頃の成功体験から徐々に大きく設定しまいがちです。成長とはある日突然起こるのではなく、小さな成功体験の積み重ねがもたらすものです。私は不調と感じる時には原因をピックアップしてそれをすべて改善させて元の状態に戻ろうと目標を設定していました。これがもたらすものはすべての項目において不十分な改善で更なる停滞を招いていたと反省しています。不調な時こそ本当に小さな成功体験から成功させていき、長い目での成長を可能とさせた方がよほどいいと思います。ハードルを上げすぎない事はかなり初歩的なことではありますが、意外と伸び悩み時期には忘れていることが多々あると感じていたので取り上げさせていただきました。話がずれますが高校の先生からよく「コツコツは勝つコツ」と言われていました。

 

 

 あくまで異種目で活躍している人の考えで、他人の考えなので賛否はあると思いますが私が確かにと思った項目を取り上げご紹介させていただきました。少しでも皆さんのお役に立てると幸いです。以上で今回のブログを終わります。長々と拙い文章となってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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コメント: 4
  • #1

    04石原 (月曜日, 05 12月 2022 17:28)

    ハードルを上げすぎない、計画や目標を立てるのが苦手なので非常に参考になりました…
    やろうとしたことがうまくいかなかったときはなるべく考えないようにして集中するようにしてみます。

  • #2

    03中尾 (木曜日, 08 12月 2022 01:53)

    個人競技をやっている以上不調な自分に向き合うというのは避けられないテーマだと感じました。今日はなんかダメな日で片付けるのは楽ですが試合の日になんかダメじゃない保証はないですからね…。少なくともミスがミスを呼ぶような状態にはならないように注意したいですね。

  • #3

    04酒井 (木曜日, 08 12月 2022 14:39)

    竹内は試合中色々考えてるので、ダブルスを組んでいてとても助かりますが、時にあんま考えすぎないことも大事かなって思います。

  • #4

    02香川 (金曜日, 09 12月 2022 14:14)

    試合での感情のコントロールって難しいですよね…
    県学ちょっとでも勝てるよう頑張りましょう

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